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グラムールから世界への挑戦——WorldSkills Shanghai 2026 第48回技能五輪国際大会 Medal for Excellence 敢闘賞受賞 2026.09.22–27 中国・上海

技能五輪国際大会(上海)WorldSkills Shanghai 2026

Skill 29 Hairdressing / ヘアドレッシング競技
WorldSkills のヘアドレッシング競技とは世界で最も難易度の高い、究極のサロンワークコンテスト

技能五輪国際大会(WorldSkills)のヘアドレッシング競技は、理容・美容の技能を競う大会として世界最高峰の、いわば"究極のサロンワークコンテスト"です。2年に一度、世界各国の代表が集まり、出場できるのは大会の年に22歳以下の選手だけ。競技は4日間・7課題、合計18時間45分におよびます。

課題はカット、カラー、薬剤を使うストレート、アップスタイル、刈り上げとシェービング、スタイリングまで、美容と理容の技術を広くカバー。7課題のうち2つは本物の人(ライブモデル)を相手に施術します。課題の内容は本番まで非公開で、お客様の希望と参考写真が明かされるのは競技開始のわずか30分前。その場で読み解き、限られた時間で形にしなければなりません。

採点されるのは仕上がりだけではありません。お客様への接し方、段取り、安全への配慮など、作品をつくるプロセスそのものが審査の対象です。使える薬剤やドライヤーなどの機材も主催者が用意したものに限られ、持ち込めるのはハサミやコームなどの手道具だけ。日頃使い慣れた製品に頼ることはできません。

派手な「競技用のスタイル」ではなく、今の雑誌や広告に載るリアルな仕上がりが求められる——サロンワークの総合力を世界の舞台で競う、まさに究極のサロンワークコンテストです。

RESULT森千津選手、敢闘賞(Medal for Excellence)を受賞!第48回技能五輪国際大会(WorldSkills Shanghai 2026)ヘアドレッシング競技 2026年9月23日〜26日・上海
B大会の様子は 技能五輪大会Blog で →
目次
Aグラムールの挑戦——世界に挑んだ4人の記録
  1. A-0挑んだ4人、全員が世界で入賞——日本代表の結果
B上海大会 2026——森千津選手
  1. B-1上海2026——森千津選手
  2. B-24日間の流れと7つの課題(記録)
  3. B-3森選手インタビューまとめ
C前回大会リヨン2024と、世界大会のこれまで
  1. C-1金メダリスト・濱吉選手の言葉——リヨン2024
  2. C-2濱吉選手の競技作品——リヨン2024
  3. C-3グラムール公式ブログ リヨン2024の記録
  4. C-4動画で見る(YouTube)
  5. C-5国別メダル数(金・銀・銅)
D写真集・記録・資料
  1. D-1国際大会写真集
  2. D-2グラムール美容専門学校 技能五輪全国大会の歩み 全国大会

Aグラムールの挑戦——世界に挑んだ4人の記録

WorldSkills 2017–2026挑んだ4人、全員が世界で入賞。金メダル1、敢闘賞3。2017年アブダビから2026年上海まで、グラムールから世界に挑んだ日本代表は、ひとりも欠けることなくメダルを持ち帰りました。
2017川村桂矢アブダビ大会敢闘賞
2019三澤陽カザン大会敢闘賞
2024濱吉優希リヨン大会金メダル
2026森千津上海大会敢闘賞
川村桂矢——アブダビ2017、競技中(メンズカット)
川村桂矢
アブダビ2017(敢闘賞)
三澤陽——カザン2019、モデルさんと
三澤陽
カザン2019(敢闘賞)
濱吉優希——リヨン2024の金メダルを胸に
濱吉優希
リヨン2024・金メダル
森千津——上海2026、競技中(敢闘賞)
森千津
上海2026(敢闘賞)

B上海大会 2026——森千津選手

グラムール4人目の日本代表、森千津選手の上海。競技の様子、プロフィール、インタビューをまとめました。

B-1上海2026——森千津選手
開会式
9/22 開会式——世界各国の選手が集まった上海の会場
課題④ 競技中の森千津選手
課題④ メンズ テーパーカット&ひげ——ライブモデルと
閉会式
9/27 閉会式——日本選手団とともに

金メダリストに続いて世界の舞台へ。上海では初日のメンズの薬剤課題から最終日のレディース ロングヘア(アップ)まで、7つの課題すべてを走り切り、敢闘賞(Medal for Excellence)を受賞しました。これでグラムールから世界に挑んだ日本代表は、川村さん・三澤さん・濱吉さん・森さんの4人全員が入賞——金メダル1、敢闘賞3。ひとりも欠けることなくメダルを持ち帰ったことになります。今後は母校、グラムール美容専門学校の教員として、次の挑戦者を育てていきます。

B-24日間の流れと7つの課題(記録)
時刻
現地(上海)時間で表記日本時間は+1時間
開催日程
2026年9月22日(火)〜27日(日)競技は23日(水)〜26日(土)
開催地
国家会展中心(中国・上海)

競技の前は毎日「道具検査 → 同国エキスパートとの対話 → お客様の希望(クライアントウィッシュ)発表(開始30分前)→ プランニング30分」の順。開始の合図で一斉にスタート。

7つの課題の合計時間は18時間45分。
ピンク色の課題はライブモデル(本物の人)を使用します。

B-3森選手インタビューまとめ

新聞・業界紙7本の記事と公式資料から——北海道士別から、上海の頂点へ(各記事の要旨)。

士別翔雲高校卒 → 2024年4月 グラムール入学 → 2025年10月 全国大会 美容 金賞(19歳) → 美容・理容の二次選考を経て 2026年1月27日 日本代表決定 → 卒業後は母校、グラムール美容専門学校の教員に → 2026年9月 上海大会 敢闘賞

① 原点——伯母と、父

幼いころからの夢は美容師。きっかけは、小学生のころに亡くなった理容師の伯母。髪に触れる仕事への憧れから「いつか自分も美容師になりたい」と、美容の道を志した。技能五輪全国大会で通用する技術を身につけられる環境を求めて多くの美容系専門学校のオープンキャンパスを回り、全国大会での実績がとりわけ目覚ましかったグラムールを選んだ。実父も第36回全国大会・建築大工部門で敢闘賞。身近に技能五輪があり、ごく自然に「技能五輪に出場すること」が目標になった。

〔日本専門学校新聞・大阪日日・朝日〕

② 入学1年半で日本一

士別翔雲高校を卒業し、単身で大阪へ。2024年4月に入学すると、放課後も休日も練習に打ち込んだ。持ち味は基礎の反復練習。校内選抜(3人)→大阪府大会を勝ち抜き、2025年10月の第63回全国大会(愛知・美容部門)で優勝——4課題・計7時間10分の競技を制し、19歳で日本一に。「次は世界の頂点を狙う」。

〔朝日・北海道新聞・道北日報〕

③ 「日本の壁」に挑む——理容技術をゼロから

国際大会と国内大会は競技種目が大きく異なる。日本では理容と美容が分かれているため、森選手は、シェービングなど理容の技術を新たに習得しなければならない。2025年12月に日本代表選手としての資格が確定し、2026年1月27日、東京で日本代表決定通知書が授与された。理容の技術を含めた本格的な準備にあてられるのは、資格確定から本番まで約9か月である。

〔理美容ニュース・道北日報・JAVADA〕

※本文は各記事の要旨です(原文の抜き書きではなく要約)。引用符「 」内のみ、報道された本人の言葉です。

C前回大会リヨン2024と、世界大会のこれまで

C-1金メダリスト・濱吉選手の言葉——リヨン2024
リヨン2024の表彰台——4か国の金メダリストたち
リヨン2024の表彰台——4か国の金メダリストとともに(写真:グラムール公式ブログ)
日本代表・濱吉優希選手(リヨン2024 金メダル・728点) 「何事もやる前から諦めずに、まずは挑戦してみることが大事だと感じました。」
詳細を表示 きっかけは、先生からの「興味があるなら挑戦してみたら?」のひと言——そのおかげで一歩踏み出せたと語る。国際大会で初めて求められた理容の技術には悔しさも感じたが、練習で身につけたテーパースタイルをモデルさんが気に入ってくれたことが自信になった。
「4日間で7種目の競技をやり遂げられたのは、家族や、現地で日本食をつくって体調管理を支えてくれた学校の先生たちのおかげです。」
そして後輩たちへ——「私が日本人初の金メダルを達成できたのも、これまでの先輩方の経験の積み重ねがあってこそ。技能を磨く努力と、周囲への感謝を忘れずに、挑戦し続けてほしいと思います。」
出典:厚生労働省 広報誌「厚生労働」2025年3月号 金メダリストインタビュー(要旨)。
C-2濱吉選手の競技作品——リヨン2024
第1課題 作品
濱吉選手の第1課題の作品——リヨン2024。
写真:グラムール公式ブログ
第2課題 作品
濱吉選手の第2課題の作品——リヨン2024。
写真:グラムール公式ブログ
第3課題 作品
濱吉選手の第3課題の作品——リヨン2024。
写真:グラムール公式ブログ
第4課題 作品
濱吉選手の第4課題の作品——リヨン2024。
写真:グラムール公式ブログ
第5課題 作品
濱吉選手の第5課題の作品——リヨン2024。
写真:グラムール公式ブログ
第6課題 作品
濱吉選手の第6課題の作品——リヨン2024。
写真:グラムール公式ブログ
第7課題 作品(正面)第7課題 作品(後ろ)
濱吉選手の第7課題(最終)の作品——リヨン2024。付箋の「16 JP」は競技者番号。
写真:グラムール公式ブログ
C-4動画で見る(YouTube)
動画サムネイル:世界に挑戦!技能五輪国際大会へ出場(三澤陽選手)

世界に挑戦! 技能五輪国際大会へ出場——三澤陽選手(2019 カザン大会)に密着。サムネイルをタップするとYouTubeで再生されます。

動画サムネイル:国際大会に挑戦するグラムールの卒業生紹介!(川村桂矢選手)

国際大会に挑戦するグラムールの卒業生紹介!——川村桂矢選手(2017 アブダビ大会)。サムネイルをタップするとYouTubeで再生されます。

C-5国別メダル数(金・銀・銅の合計)
フランス
703·05·11·13·17·22·24207·15109
10
韓国
107303·11·22405·13·15·24
8
中国
315·19·24213·22
5
フィンランド
109117305·07·11
5
スイス
203·05107
3
ロシア
217·19
2
日本
124
1
ブラジル
124
1

棒の中の小さな数字=メダルを獲った大会の年(例:24=リヨン2024)。ほかに銅1個:英国・豪州・マレーシア・チャイニーズタイペイ、銀1個:南チロル(イタリア・2009)。出典:WorldSkills公式リザルト

D写真集・記録・資料

D-1国際大会写真集

森さん・濱吉さん・三澤さん・川村さん——4人が立った世界の舞台。

NEW森千津——上海2026「先輩たちの背中を追って、4人目の世界へ」

敢闘賞。グラムール4人目の国際大会代表

課題④ 競技中の森千津選手
課題④ メンズ テーパーカット&ひげ——ライブモデルと

金メダリストに続いて世界の舞台へ。上海では初日のメンズの薬剤課題から最終日のレディース ロングヘア(アップ)まで、7つの課題すべてを走り切り、敢闘賞(Medal for Excellence)を受賞しました。これでグラムールから世界に挑んだ日本代表は、川村さん・三澤さん・濱吉さん・森さんの4人全員が入賞——金メダル1、敢闘賞3。ひとりも欠けることなくメダルを持ち帰ったことになります。今後は母校、グラムール美容専門学校の教員として、次の挑戦者を育てていきます。

開会式
9/22 開会式——いよいよ明日から競技
上海の会場
国家会展中心——ヘアドレッシングの競技エリア
競技中の森千津選手
競技中の笑顔——ライブモデルの課題
課題⑦ 競技中の森千津選手
課題⑦ レディース ロングヘア(アップ)——ライブモデルと
選手交流
世界の仲間たちと——選手交流
閉会式
9/27 閉会式——敢闘賞(Medal for Excellence)
濱吉優希——リヨン2024「日本人史上初の金メダル」

4か国同時金の大接戦を制した728点

表彰台の頂点で、日の丸を掲げる
表彰台の頂点で、日の丸を掲げる
金メダル
金メダル
競技中——アップの仕上げ
競技中——アップの仕上げ
作品
作品
三澤陽——カザン2019「大会を楽しむ」

敢闘賞。2大会連続の入賞——競技も、交流も

ブロー仕上げ
ブロー仕上げ
カールアップの作品(ライブモデル)
カールアップの作品(ライブモデル)
アップの作品
アップの作品
レディース カット
レディース カット
メンズ カット
メンズ カット
モデルさんと——競技の合間の笑顔
モデルさんと——競技の合間の笑顔
敢闘賞メダルとネームカード
敢闘賞メダルとネームカード
閉会式を彩る花火(カザン2019)
閉会式を彩る花火(カザン2019)
川村桂矢——アブダビ2017「世界への一歩」

敢闘賞。グラムール初の国際大会代表

ブロー仕上げの真剣勝負。グラムール初の国際大会代表
ブロー仕上げの真剣勝負。グラムール初の国際大会代表
メンズ ブロー
メンズ ブロー
レディース アップの仕上げ
レディース アップの仕上げ
レディース カット
レディース カット
メンズ クリッパーワーク
メンズ クリッパーワーク
レディース アップの作品
レディース アップの作品
敢闘賞の盾
敢闘賞の盾
世界の舞台——会場と、世界の仲間たち

60以上の国と地域が集う、4日間の祭典

アブダビ2017 開会式
アブダビ2017 開会式
カザン2019の会場(Kazan Expo)
カザン2019の会場(Kazan Expo)
各国の選手たちと(カザン)
各国の選手たちと(カザン)
世界の仲間と記念撮影
世界の仲間と記念撮影
リヨンの表彰台——各国の金メダリスト
リヨンの表彰台——各国の金メダリスト
D-2グラムール美容専門学校 技能五輪全国大会の歩み全国大会

技能五輪国際大会の日本代表は、この技能五輪全国大会の金賞から選ばれます。川村さん・三澤さん・濱吉さん・森さんの4人も、ここから世界へ進みました。

13大会の記録と「数字で見る13大会」

赤字はグラムールの入賞者(金賞=全国1位)。金金賞 銀銀賞 銅銅賞 敢敢闘賞 理容理容部門(表記のない人は美容部門)

  1. 2013第51回
    第51回・初挑戦の作品を手にする6人

    敢闘賞3

    奥田未玖敢 市川広人敢 青木遥香敢

    グラムール初挑戦で3名が入賞

  2. 2014第52回
    第52回・入賞の5人(会場のステージで)

    銅2・敢闘賞3

    畠山唯銅 三田和磨銅 竹中慎治敢 前出晃征敢 古田裕希子敢

    グラムール初の銅メダル

  3. 2015第53回
    第53回・入賞の3人

    銅2・敢闘賞1

    木矢遥銅 上地優大銅 中村日花莉敢

  4. 2016第54回
    第54回(やまがた)・入賞の6人

    金賞川村桂矢

    金1・銀1・銅1・敢闘賞2

    川村桂矢金 春木淳也銀 五十嵐拓将銅 小堀誠治敢 藤井莉乃敢

    ★初の金賞(山形)
    →アブダビ2017代表(敢闘賞)

  5. 2017第55回
    第55回(とちぎ)・入賞の5人

    銅2・敢闘賞3

    大濵戒斗銅 守山智佳銅 加古皐月敢 阪野裕基敢 瀧本友梨乃敢

  6. 2018第56回
    第56回(沖縄)・入賞の6人

    金賞三澤陽

    金1・銀3・銅1・敢闘賞1

    三澤陽金 武井さやか銀 石井歩銀 鹿野伊吹銀 野村杏樹銅 細川唯敢

    ★沖縄で「上位独占」と報道
    →カザン2019代表(敢闘賞)

  7. 2019第57回
    第57回・入賞の6人

    金賞大田若奈

    金1・銀1・敢闘賞4

    大田若奈金 豊田桃佳銀 稲葉心敢 小森愛華敢 丹下瑳良敢 島袋豊帆敢

    2大会連続の金。計6名が入賞

  8. 2020第58回
    第58回・成田選手と桝井選手(銅2)

    銅2

    成田夏未銅 桝井嘉生世銅

    コロナ禍の無観客開催

  9. 2021第59回
    第59回・入賞の5人

    銀2・銅3

    鶉野美咲銀 横山実世銀 吉田鈴夏銅 中道智紀銅 一箭恵梧銅

  10. 2022第60回
    第60回・入賞の6人

    金賞橋本美柚

    金1・銀2 +理容部門 銅1・敢1

    橋本美柚金 山添樹里銀 田村琴海銀 中道理子銅理容 知念幸愛敢理容

    ★ここから金賞4大会連続
    理容部門にも初出場し、2名が入賞(銅1・敢1)

  11. 2023第61回
    第61回・入賞メダルを手にする3人(学校で)

    金賞濱吉優希

    金1・銀2

    濱吉優希金 神村奈津子銀 垣本穂乃実銀

    ★リヨン2024代表
    →日本人初の金メダル(27人中・金4人)

  12. 2024第62回
    第62回(あいち技能五輪2024)・入賞の3人

    金賞栄舞音花

    金1・銀1・銅1

    栄舞音花金 西山るい銀 田代洸希銅

    ★金・銀・銅を制覇

  13. 2025第63回
    第63回技能五輪全国大会2025・入賞の3人

    金賞森千津

    金1・銀1・銅1

    森千津金 松岡飛依銀 宇髙唯亜銅

    ★2年連続の金・銀・銅を制覇→上海2026代表(敢闘賞)

数字で見る13大会

金賞 7回2016・18・19・22・23・24・25
金賞 4大会連続中2022→2025(橋本さん→濱吉さん→栄さん→森さん)
金・銀・銅を制覇 2回2024・2025(2018は「上位独占」と報道)
世界代表 4人川村さん・三澤さん・濱吉さん・森さん
初登場 → 初の金初登場から3年(敢闘賞→銅→金)
次の世界大会は、日本で開催

WorldSkills Aichi 2028第49回 技能五輪国際大会

開催日
2028年11月15日(水)〜20日(月)
会場
愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo・常滑市)

日本での開催は1970年東京・1985年大阪・2007年静岡に続き、21年ぶり4回目。上海で目にした競技が、2年後は日本で行われます。

WorldSkills Aichi 2028 公式サイト →
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